低温調理器のチェックポイント④撹拌性能

まんべんなく加熱できるかが重要

低温調理器は、温度を一定にして数時間、時に数十時間という長い時間をかけてじっくりと調理するもの。そこで大切になってくるのが、その間ずっと同じ温度をキープできるかどうか、ということです。使い続けているうちに温度が上がり続けてしまったり、逆に下がり続けてしまったりするとせっかくの料理が台無しになってしまいます。

低温調理器は筒状の本体を鍋に入れてお湯を温めるもの。温める部分は本体にありますから、そのままでは本体の周辺だけお湯の温度が高くなる、ということになります。そこで、本体で温めたお湯を全体へと行き渡らせるために、各メーカー独自のデザインや機能を採用。もちろん、センサーなども搭載して、温度をきちんと測定し、全体が設定した温度になるように調整させているのです。

この撹拌機能にこだわっているかどうかによって、料理の仕上がりが変わってくる可能性があります。パワーやアプリとの連携といった拡張性もさることながら、低温調理器としての基本となるお湯の温度を一定する撹拌機能は、とても重要といえます。