低温調理器のデメリット
今すぐ食べたい時には向いていない
低温調理器を使えば、いつもよりもワンランク上の、レストランで食べるような料理を誰でもカンタンに作ることができます。手軽でカンタンで安全でヘルシー。これなら何も言うことはありません。料理は全て低温調理器にお任せしてしまいたいところです。ところが、実は低温調理器にもデメリットはあります。
低温調理器の最大のデメリットが、「時間がかかる」ということです。たとえば肉なら固くなる寸前の60℃前後でじっくりと加熱するわけですから、当然時間がかかります。つまり、今お腹が空いているから今すぐに食べたい、といったものの調理には不向きということです。
時間のある時に調味料などの下準備をして、真空パックし、それを低温調理器にセットする。あとは設定した時間が来るのを待つだけ。作ってすぐに食べるのではなく、翌日、あるいは翌々日の分などを仕込んでおいて、完成したら食べる、といった心の余裕が必要です。